あれから一週間
相変わらず何もなく…

シホ『咲〜じゃーね』

優『じゃーなー』

久しぶりに見た。

シホと優が一緒にいるの。
私は今日は簿記検定の

居残り…担任が

簿記の先生だから

試験受けろって

しつこく言われて…

（あーぁ…だる…）

先生が教授がにきた。

早速ﾌﾟﾘﾝﾄが配られ

先生『これ応用だからな〜これ間違うなよ〜』

シーンとした中で

皆のｶﾁｶﾁってペンの音

結構好きなんだ…

教室でＨしたら

声響くかな…

（やばぃ…いいかも）

担任『咲！早くやれ！』

先生は必ず私の谷間を

先に見る。そんな先生が

可愛いかった

咲は首を傾げ

先生を見つめた。

先生『早くやれよ』

（あー逃げられた…）

先生は後ろに行った。



ブーブーブーブーブー

咲の…

（誰？直か……）

先生『電源きれ！』

咲『はーい』

電源を切った。

先生の授業も終わり
今日は直が珍しく
待っててくれるって
言ったから一緒に帰る。

廊下に出ると直がいた。

直『ｼﾎﾁｬﾝからきた？』

電源を慌てて入れた。

咲『きてないみたい』

直『優とシホ別れるわ』

咲『え？何が？』

直『今日別れるって…』

咲『何で』

直『そこまでは知らない』
咲『ｼﾎにかける！』

直は私のを取り上げ
ポケットに入れた。

咲『返してよ！私ｼﾎが心配なの！わかるよね？』

直『わかるけど仕方ない事もあるだろ？』

咲はｽﾀｽﾀ駅に向かった。

（仕方ない？そんな事わかるよ。でも…）

涙が出た。
ｼﾎの幸せな顔…
あんなに嬉しそうな顔…
私何も出来ない…

先に駅についた。
直は追いかけてこない。
まだ後にいた。

咲『早く！』

直が手招きしてる。

咲『何？』

直『ちょっときて！』

咲は走って行った。

直『ちょっと先輩の家
一緒に行かない？』

咲『私ｼﾎ心配だから先帰るから。』

直『一緒終電で帰ろう』

咲『私いい。ゴメン』

直は私の話しは無視して
先輩にした。

直『今女と行きますんで』
咲『行かな…』

直が口をふさぐ。

結局先輩の家に来た。

先輩『直の女って本当
いやらしい顔ってゆーか
そそる顔してるよな』

直はﾍﾗﾍﾗしてる。

（馬鹿みたい…気持ち悪いし…）

咲はずっとｼﾎが心配で
俯いていた。