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7章:社会不信 (1/9)

7章:社会不信


私の昼職の最期を飾ったのは、有名ブランド・セ○ーヌのジュエリーショップだった。



入社日は忘れもしない12月1日。



クリスマスシーズンだけあって、プレゼントの購入で二畳もない小さな店は賑わった。



販売未経験で入社した私ですら、ノルマを達成出来る程だった。



問題は1月だった。



有名ブランドの名に掛けてか、初売りらしい初売りは全くなかった。



1月の半ば、私は店長に指導を受けた。



『何でエルさんはシルバー製品しか売ることが出来ないの?』



18金メインのお店で、私はシルバー製品しか売ることが出来なかった。



シルバー製品はもちろん18金製品よりも安価で、接客中売りやすかったのだ。



品数はダントツに売れても、売り上げノルマは到底達成出来そうもなかった。



私は考えに考えた。
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後悔と懺悔 ©著者:エル

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