ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

3章:【トラブルバスター】 (5/5)

「ありがとうございます。
ありがとう…」
薫は俺の胸で泣き崩れた。
俺は薫が落ち着くまで髪を撫でていた。








「落ち着いたか?」
5分ほど経つと薫は落ち着いたようだった。

「はい…大丈夫です。
すみません。」

「じゃあ行動開始と行こうか?」
俺はテーブルの上から束を2つ取った。
薫は不思議そうな顔をした。

「どうした?」

「全部持ってかないんですか?」

「全部持ってってもいいけどお前だって必要だろ?
鍵変えたりパンツ買ったりさ。」

「あっ!?はい…
パンツって(笑)」

「まあ22時に来いよ。
俺、用事あっからよ。
何かあったら連絡しろ。」
サイドテーブルにあった紙に携帯の番号とアドレスを書いて渡す。
もう17時を過ぎていた。さっきから携帯が後ろのポケットでブルってる。

「忙しいですね…」

「バーカ。忙しくしたのは誰だよ。
とりあえず出るぞ。」
俺達はホテルの部屋を後にした。
15 /112

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

DESIRE 〜1st season〜 ©著者:TOORU

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.