ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:元気を。 (1/1)

4章:元気を。

僕が元気のないときに
君はいつも
「元気をあげる!!」
と、無邪気に言った


君の元気は
効果抜群で
僕は遠慮なく
元気をもらってた


僕が疲れているときに
君はやっぱり
「元気をあげる!!」
と笑顔で言った


君の元気は
麻薬のようで
貰えば貰うほど
持続力が短くなる


僕の気持ちが滅入ったとき相変わらず君は
「元気をあげる!!」
と微笑みながら言った


君の元気は
僕の元気なんだ
なんて
少し図々しくなっていた


僕は元気のないときに
君に
「元気をちょうだい」
と言った


君は弱々しく微笑んで
元気をくれた


いつもより
効果が薄いみたいだ
なんて言いながら
君の方を振り返る


君は居なくなっていた

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

代弁。 ©著者:K

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.