妊娠がわかってから、まずあたしのお父さんに伝えようと電話した。


でも、反対されたらどうしよう。。


不安で仕方がなかった。

「もしもし！？話があるの。」


大丈夫！！お父さんならわかってくれる。


と自分に言い聞かせた。


「あのねっ。。。。実は。。」

と言いかけたけど、肝心なとこが言えない。


すると、
「子供でもできたか！？」


びっくりした。



あたしゎ緊張していたのがやわらいだ瞬間、返事する間もなく号泣した。


お父さんに、

「産みたい！！」

そういう事しかできなかった。

お父さんも、理解してくれて産む事に賛成してくれた。



克也にその事を伝えると安心した顔で、

「じゃあ、次は俺の親に報告しにいこう。」


と言った。