一ヶ月後。

あたしゎ一人で飲み歩く事が多くなっていた。

ある日の夜。

いつものように一人で飲みに行った。

すごくオシャレなダイニングバーが目にとまった。

「オシャレな店だなぁ。」

あたしゎそのお店に吸い込まれるように、なんのためらいもなく入っていった。


店内ゎ空いていて広々としている。

案内され席についた。

注文をたのみお酒を飲む。

美味しいなぁ。。

お酒が入ると、かならず彼の事を思い出す。

忘れなくちゃ！！。。。

あんな男の事なんか。

そんな事を考えていると、男性スタッフが声をかけてきた。

「ご注文ありますか！？」

彼の胸に付けてあったネームに目がとまった。

「りょう。。」

彼ゎすごく笑顔が素敵な人でなんだか癒された。

女性が一人で飲むのゎ珍しい事なのか、暇だったのかゎわからなかったけど、何回もあたしのとこに来て話し掛けてくれた。