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10章:願い
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「卒業おめでとう」
そう言うと、樹里はにっこり笑ってくれた。
春休み、
あたしは卒業式の前日に高熱で寝込んでしまい、式当日は休んでしまった。
だから、会うのは少し久しぶり。
この人は、もう学校には来ない。
「ね、マック行こ?」
にこにこ笑ってあたしの前を歩く樹里は、前から細かったけど、最近さらに細くなった。
忙しくて、
と笑われると、あたしは何も言えない。
無理しないで、
とか、そんな言葉しか出てこない。
「卒業式、どうだった?」
「えー?別に、普通だよー」
「普通って、」
「歌って名前呼ばれて返事して退場した。あのねぇ、あたし仰げば尊しってはじめて歌ったよ」
ふふ、と思い出したように笑う。
たぶん、楽しかったのだろう。
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