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16章:雨 (2/9)


ねぇ、樹里

「誕生日おめでとう」を、毎年言えることは、当たり前のことなんかじゃない。


「命日よりも、生まれた日に会いに行きたい。」

そう言った。

何を思ってそう言ったのか、あたしはもう知る術を知らないけれど、



あたしも、そう思うよ。


樹里、



もう聞くことのない声を、何百万回も思い出す。



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CASTER ©著者:樹里

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