夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
13章:変化
(16/16)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
自販機の横にある灰皿に、ぐりぐりとタバコを押し付けた。
ヤニ臭くなった手で、もう一本タバコを取り出し、口にくわえる。
イチイさんの吐き出す煙の香りにクラクラしながら、大きく息を吸い込んだ。
「これ吸ったら、帰ります」
「うん、気を付けてね」
「すぐそこなんで、」
「そっか」
じゃあ部屋の電気つくまで見ててあげる、なんて、ストーカー予告をしながら笑った。
「…あの、」
「うん?」
「や、送ってくれてありがとうございます」
「いいえー」
自販機の灯りに照らされて、イチイさんの肌は一層白く見える。
「明日も、仕事ですか?」
「うん。遅番」
「そうですか」
「誘わないの?」
「え?」
「家寄っていきませんか?って、」
「……また今度」
そう言うと、イチイさんが楽しそうに笑った。
残念、
と、まるでそんなこと思ってもいない笑顔で。
<前へ
132 /235
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
CASTER ©著者:樹里
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.