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5章:ズルイ人 (57/57)

壊れ物を扱うように

優しく 優しく…………



マサの腕に抱かれながら



私は

涼を想って泣いた。




この腕も広い背中も
私を見つめるその瞳も
私の名前を呼ぶ唇も

愛してるよって囁く声も…



全て涼ならよかったのに。




無くしたものは大きくて
きっと傷痕も深いけど


………マサが埋めてくれる。




私も結局ズルイ女。
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