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5章:密室
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5章:密室
可哀想なひかる。
頭は割れて脳が出ていた。
顔は半分綺麗にへこんで
惨い死に様だった。
『蓮はグロいの平気なのね。』
ひかるの屍に上着を掛けていると幸恵は俺の横に立って笑って言った。
『平気じゃないよ。でも可哀想だから。』
『一応はホストでも心はあるのね。』
心がないのはお前だ、幸恵。
笑って凶器を振りかざす
お前は異常者だ。
反社会性人格障害だなんて
名前がつけられてるが
こいつは悪魔だ。
人の痛みも苦しみも
感じることが出来ない哀れな女。
『あんたもだよ?蓮。』
幸恵はいきなり俺の顔を持ち上げた。
『今あたしの事、非情な女だって思ったんだろ?あんたも非情なんだよ?このメンヘラデブが乱入してきた時点でこうなる事は頭の中で予測がついたろうに。あんたは異常殺人者を観察したいが為に人一人を生贄にしたのさ。予測がついたからグロい死体も平気。冷静に聖夜に指示まで出しちゃって。蓮!あんたもあたしと変わらないんだよ!』
幸恵の言った通りかもしれない。
俺の頭の中にはずっと
幸恵=何をしでかすか分からない
の方程式はあったんだ。
ひかるが怒り狂って乗り込んできたときに罵声を浴びせ怒らして帰らせれたかもしれない。
俺は当初の目的を
完全に見失ってたんだ。
俺の目的は有り金全てを
ちゃんと伝票につけて払わし
売上を上げる事と
魅せられていた異常殺人者が
どうしてここに死体を持って現れ、俺の前にいるかを分析することだ。
この女、絶対に正体を暴く。
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不気味なお客様 ©著者:灰 ライカ
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