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4章:セオドア
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『蓮。続きを話しなよ。』
幸恵はグラスを取って
上から俺を見下ろした。
『…テッドの被害者はみんな同じ特徴を持っていた。だろ?幸恵さん。』
『ふふ。そうよ。被害者はステファニーと同じ黒髪のセンター分けのロング。そしてステファニーと同じ上流の知的な女。』
テッドバンディの最初の被害者は寝ている所を寝室に入ってきた彼に金属棒で頭から殴られレイプされた。臓物が流れ出たにもかかわらず彼女は助かった。だが脳に負った障害で有益な情報を得る事が出来なかった。
『犯行の手口は頭を割ってレイプする…残酷すぎるよな。』
俺はわざと被害者側に立って
テッドバンディを悪く言った。
『あら?どうしてよ?殺してやりたい衝動は誰にでもあるわ。』
『でもテッドの手にかかった被害者はみんな彼を知らないんだよ?無差別殺人だ。』
『分かった様な口利かないで。彼は自分の衝動を抑えれなかったのよ。一度逮捕されても脱獄してまたすぐ凶行に走る。たまらないわ。』
彼は脱獄してからターゲットをステファニーに似た女にするのを止めている。もう誰でも構わず殺したのだ。
確かに幸恵の言う
殺してやりたい衝動を抑えれないという部分は納得出来る結果だ。
『分かっているだけで36人を殺したテッドバンディの気持ちを幸恵さんは理解できるの?』
幸恵はまた笑った。
大声を出して。
『あんたも彼を知ってるならあの言葉を言えるでしょ?あたしも彼と同じよ!』
この世から人間が
ひとりや2人消えたからって
それがどうだっていうんだ?
この言葉を聞いて
俺は思ったんだ。
幸恵が殺めたのは
スーツケースにいる一人だけじゃない。
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不気味なお客様 ©著者:灰 ライカ
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