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3章:対面対決 (1/5)

3章:対面対決



幸恵はシャンパンのボトルをラッパ飲みして俺に手渡した。

ニタニタしながら煙草を吹かし
自分が行った殺人という偉業を人に知らしめたという優越に酔いしれていた。



今まで知的な振りをしていたが中身は何にもない。

演技していたんだ。


間違いなくこの女は人格障害だ。


今はパーソナリティ障害とも言うが極端な考えや行為を行い、社会に適応できない。人間関係や日常生活にも悪影響を及ぼし精神疾患と比べて慢性的で長期に渡って変化しないのだ。


幸恵は俺の前に足を立てて座った。

際どいラインまで見えそうな挑発的な姿勢で。


『蓮はあたしをどう思ってんの?』


俺はストレートに言った。


『異常者、狂人、挑発的。』


『フッ。医者みたいな事言うのね。何様?』


『ただのホストだよ。で幸恵さんは何の病気なのかな?さっきからよく医者の話をするね。』


幸恵は親指を強く噛みながら俺を睨んだ。

またシャンパンをラッパ飲みしてボトルを強く叩き置く。


『あたしはサイコパスよ!文句ある?!』


『サイコパス…反社会性人格障害か?』





反社会性人格障害。

それは他人の感性や権利を無神経、軽視したりする。将来の計画を立てれず一貫して無責任でいじめや窃盗をしても良心を責めれない。


やはり幸恵は人格障害だった。

『通院はしてるのか?』


『どうしてあんな馬鹿な奴に金を払って治療されなきゃなんないのさ。』


『なるほど。で幸恵さんは治療を受けず自分を抑制出来ず何かに腹が立って人をスーツケースを詰めたのか。』


『馬鹿な男。あたしがアレに腹を立ててスーツケースに入れたって?蓮。あんたはたかがホストよ?あたしを診断しようっての?ムカつくんだよ!さっさと500万使い切りなよ。No.1になりたいんだろ?さっさと金使えよ!』


幸恵は立ち上がって札束を崩した。


どうしてそんなに金を使い切らせたいのか。
この女何を焦ってるんだろうか。





『失礼します…。』



背後のカーテンがそっと開くのを感じた。



そこから入ってきたのは聖夜だった。


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不気味なお客様 ©著者:灰 ライカ

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