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17章:無言
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17章:無言
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『石神君。どうだね。体調は?相変わらずあまり食べてないようだね。』
『……。』
『今日は少し状況を話したいと思って来たんだ。』
『……。』
『桜木…いや恭介も聖夜も英太もみな同じ証言だ。私はね、何か違和感を感じるんだよ。森川幸恵が鳴瀬ひかるを殺害したことは事実だろう。あの場にいたみんなが証言した。しかし本庄恵子やそのホステス仲間、高木刑事、幸恵自身の死はどうも腑に落ちない。』
『……。』
『あの夜、たった七時間の間に何が起こったんだ?』
『……。』
『話したくないのなら構わない。私は君の無実の可能性を信じている。』
『……。』
『君の親父さんとは大学の同期だ。親御さんの結婚式にも出たんだよ?』
『……。』
『石神君。君の家に本庄恵子のホステス仲間の遺骨があった。しかし君の家は店の寮だ。管理しているのは店の社長だ。つまり店の人間であればどうにかして家に入ることも可能だっただろう。どうだね?』
『……。』
『君の家には坂本…いや英太の指紋があった。奴はよく遊びに行ってたからあって当たり前だと言っている。ほかの従業員もそう言っているが、本当か?』
『……。』
『まぁいい。事は急ぐなだな。来月初公判だが、検察側も当日の証拠しか持っていない。過去のホステス殺害については証拠不充分に持っていけるだろう。判決に…例え死刑という最悪のものが下されても気にしないで欲しい。いいね?』
『……。』
『そうだ石神君。これは私からの差し入れだ。興味があればだが…読んでごらん。聖書だ。』
『……。』
『また来るよ。』
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不気味なお客様 ©著者:灰 ライカ
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