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1章:〜サイパンの後〜 (11/11)


はなさんは今日も出勤していた。
颯一郎の顔を見ても顔色1つ変えずに挨拶だけしていた。


田中さんは少し有給使って休むらしい。




颯一郎『僕が麗子にそれだけハマッたら嫌?』


アタシ『絶対ないよ(笑)』


颯一郎『今はな。でも今日久々に会ってちょっと感覚変わった。手放したくない、みたいな感覚になった。』


アタシ『ふうん。今日暇なら早退する。』





予定通り早退した。
首藤は見積りがまだ終わらないから上がる時間にまた連絡して、と言われた。



ラブホに入り、颯一郎とまた抱き合う。




颯一郎『彼女になる?』


アタシ『どうしようかな〜


颯一郎『あそうゆう風に焦らすんだね?麗子も随分偉くなったなあ(笑)』



シーツに2人で包まれて、戯れあっていた。
キスをして、愛撫をしあって。



答えは出たようなもんだ。アタシが首藤飽きたら、完璧颯一郎のとこに行くな。




颯一郎『麗子、愛してるよ』


アタシ『アタシも…』



凄い濃厚なキスに、愛撫を同時進行されて、アタシの頭は白くなる。



アタシ『おかしくなっちゃう…』


颯一郎『なっちゃえば…』



涼しい目線がまたいやらしさを倍増にした。
颯一郎がゆっくり入ってきて、確かめるように腰を動かした。



アタシ『ぁ、んーぁ…颯一郎…』


颯一郎『麗子…イクよ』





しばらくして軽くshowerを浴びて帰った。
首藤はもう帰って来て寝ていた。


アタシが何をしてきたか知らずに純粋な顔で。




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不倫≠恋愛 part2 ©著者:愛希

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