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3章:疑問…
俺が小学生3年生になった春‥
冬が終わり、桜の花が咲き始めた頃だった
それは忘れもしない…
俺は元々、扁桃腺が悪く腫れると高熱がでる
「その日」も40℃の高熱が出て、おふくろに手を引かれ病院に行く途中‥
おふくろは「ちょっと用たしに行ってくるから、ひろちゃんはここで、ちょっと大人しく待ってて!」と言い
10メートル先のきらびやかな袖看板のあるビルに向かい、そこのビルに入っていった
そこには『蕨トルコ』という文字が薄ピンクで煌々と輝いていた…
約10分くらいし、おふくろが戻ってきて
「今日はお母さん、仕事休んだから、ひろちゃんのずっと側にいるからねっ」と言ってくれた
病気で弱ってた俺はおふくろと一緒にいれる事を素直に喜んだ
あの頃の俺は…
そして「トルコ」の意味を後々、わかるまでは‥
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