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57章:さよならそしてありがとう (1/1)

57章:さよならそしてありがとう

不器用な二人が不器用なりに
器用なフりして一緒に居たね


私の考えを否定せずに
でも全てを肯定もせずに

優しい言葉を沢山言ってくれた
厳しい言葉も沢山言ってくれた

そんな貴方が側に居てくれた
それだけで幸せでした


辛い時話をしてくれた
苦しい時話を聞いてくれた

嬉しくて泣いた日もあった
幸せで泣けた日もあった

くだらない事で笑ったら
くだらないって一緒に笑った

そんな日々は幸せ過ぎて
こんな日を想像もしなかった


何かあっても気付かれない様に
空元気で笑おうとする私に

いつも気付いてくれた
駄目な事は叱ってくれた

「ごめんなさい」って言ったら
優しい笑顔で抱き締めてくれた

照れ臭くて顔を隠したら
貴方の耳も真っ赤だった

そんな事も幸せで
ずっと隣に居たいって思った



…それなのに

お互いに色々有り過ぎて
すれ違いが増え過ぎて

愛しいからこそ逢いたくて
愛しいからこそ逢えなくて

このままじゃ嫌われそうで
そのままじゃ嫌になりそうで

そうなる前に離れよう…って
私の勝手で離れました



嫌いになった訳じゃない
嫌いになんかなれる訳ない

今のままじゃ進まない
今のままじゃ進めない

貴方を振り回したくない
貴方に振り回されたくない

強がりだけど弱過ぎて
最後は色々な感情に負けました





貴方を好きになって良かったです


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愛をあげたい ©著者:妖

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