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5章:付き合う
健と別れてからも、私は懲りてなかった(笑)
と言うよりも、他に出会う手段が見付からなかったのである。
そして、あの頃は何とも前向きというか、馬鹿というのか…嫌な事があったのにそんな事もある。次は気を付けようくらいにしか思ってなかったのだ。
学校は、たまにスッピン登校してるから気まずいから嫌だし(笑)出会いなし。
年上が好きだったから余計に出会わない。
親が何故かバイトをするのを許してくれなかったので、さらに出会いはなかった。
だから、再び、いや、三度、出会い系に手を出す事になった。
そう。私は本気で出会い。付き合いたかったのだ。
出会い系で本気の恋なんてと思うかもしれない。
しかし、私にはこれしかないと思っていたし。
出会い方なんて関係ないと思っていた。
大切なのは気持ちだし、自分の行動しだいで相手だって本気になってくれるかもしれないと信じていた。
ある意味ピュアというか、無知というかそんな感じであった。
そして、また出会ったのである。
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親指で恋が始まった。。 ©著者:ピチュー☆
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