その後、私は高校一年生になっていた。

公立の高校に進学した私は、髪を染めピアスを開けてミニスカに紺ソでバッチリメイクで高校デビューを果たしたのだ。

だが、相変わらずの人見知りっぷりを発揮していた。

それに、私の通ってた中学は公立の中でもレベルの高い中学だった為みんな真面目だったが、他の中学出身の子達は中学から髪を染めてピアスで彼氏が居たりと私にはすごく大人に感じていた。

自分がすごく遅れを取った気分になっていた。

それでも、仲の良い友人が出来て毎日がとても楽しかった。

その友人の中の一人、愛はどこか私には大人に見えていた。

そう、愛には付き合って一年の彼氏がいたのだ。

単純に愛の幸せそうな話を聞くとうらやましかった。

私も彼氏がほしいと思った。

それでも、愛以外の良く遊ぶ美奈も裕子も彼氏が居なかったので毎日ふざけて遊んで居たら寂しくなかったし、彼氏がいなくても楽しかった。

美奈と裕子は同中で、良く二人でもつるむし、愛には彼氏がいる。。。

私には誰もいない。

そんな事を考えると寂しくてたまらなくなった。

また、再び。私は掲示板を見て居た。