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3章:危険な恋 (1/12)

3章:危険な恋

それから、何度か彼は頻繁に私の部署で見かける事が多くなった。

次第に、仕事の会話から、プライベートのたわいのない話しをするようになった。

私の会話には決まった休憩時間は無く、自分で勝手に休憩を取る事ができた。
給湯室で、お茶を飲んでたら彼が来て「俺も休憩しよっかな」…
今思えば、あの「給湯室」が2人の"憩いの場所"だったのかもしれない。
何ヶ月かして、残業を頼まれた事があって、その時丁度彼も遅くに外回りから帰ってきて、2人っきりで仕事をしてた。

私が早く終わり帰ろうとした時、彼が「今度、ご飯一緒に行ってくれないかな?」
静かなフロアーに響いたお誘い言葉。
私は少し考えて「いいよ」の返事。

それから日にちはすぐに決まり、仕事後に食事をする事に…

私が仕事を早く終わり待ち合わせの場所に向かったけど、彼は仕事が残業だったらしく50分も遅刻…
でも、仕事だから仕方ないしね。

それから彼の車で、イタリアのお店に。
そこは、お酒がおいしくて有名だった。
彼はお酒が弱かった。
私は意外に強かった。
「飲酒運転」は良くない事と知っていたが、彼は初のご飯で緊張したらしく、車で来た事を忘れお酒を飲んで…
馴れないお酒と緊張で悪酔いした彼。

それから「もう帰ろうか」って、私から切り出し帰る事に。
その最中に、アクシデント!!
なんと、警察に捕まってしまった…
丁度、運悪く後ろに警察が居て、飲酒で捕まってしまい…
数分後、彼はうなだれた感じで車に戻ってきた。
彼の後ろから警察官がきて「彼女は大丈夫?彼、運転できないから、彼女運転して帰って」って言われ…

その時に喜んでる場合じゃないけど「彼女」の二文字が何故か嬉しかった。

それから私が運転して、彼は恥ずかしそうに助手席。
信号で止まって2人顔を見合わせて大笑い。

それから酔い覚ましに夜景を見に行く事に…
夜景は綺麗だった。
こんなに夜景が綺麗なんて…
"こんな夜もあるんだな"って思いだし笑いしたら「笑うなよなぁ」って子供みたいに照れて…

ベンチに2人で座って夜景を見てたら、彼は私に「好きだって言ったら困るかな?」って言われた。
ドキドキした。
嬉しくて胸が張り裂けそうだった。

それから、どんな返事をしたのか覚えてないけど、何度もキスをしたのは今も覚えてる。

これが、彼との危険な恋の始まりだった。

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二番目の女 ©著者:彩

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