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11章:おばあちゃん (1/13)

11章:おばあちゃん

「あ、恵ちゃん、次で降りたいの」

「?ここ?え、と、どうしようかな...あ、取り敢えずボタン押さなきゃ!!」

次のバス停で止まるボタンを押すアタシ。



バス停で止まるバス。

立っている人達が一瞬前へ倒れそうになる。


「あっあの・・・。」

「スロープ出しますから待っててください」

「あ、はい」

バスの運転手さんが来て、車椅子用のスペースの後ろから板みたいなのを出す。

バスの真ん中の入口を開けて階段に板を置くと、簡易型のスロープになる。

他の乗客は、『さっさとやれよ』みたいな目でこっちを見る。

皆心が狭いなぁ。

こっちは車椅子なんだから、ちょっとは大目に見てよ...。

「はい、降りますよ〜」

「どうも、すみませんねぇ」

運転手さんがおばあちゃんの車椅子を押して、スロープを降りる。

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性犯罪の容疑者になったアタシ…@ ©著者:

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