ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

10章:二回目 (2/13)

◇ ◇ ◇ ◇ ◇


「それで、最終的にホテルに入ったのはだいたい何時頃かな?」

一回目と似たようなことを、一回目と同じおじさんにまた聞かれる。

アタシの向かいに座るおじさんの隣には、これまた一回目と同じ、取調べの内容をノートパソコンにひたすら打ち込む若い刑事。

この人たち、よほど記憶力が悪いのか…?

それとも、これも何かの作戦なのか……?

「あの、ぜんぜん憶えてないですけど」

「そうか。どのホテルだったかはまだ思い出せないのかな?」

「ぜんぜん…」


「そうか…じゃあ、場所は憶えてなくても、中のことは憶えてるよね?」

「中?」

「彼とどういう話をしたとか、どんな事をしたとか」

「はぁ…」


どんな事を『した』って、あくまでもやったって認めさせたいんだね…。

てかその手には乗らないって…。

184 /322

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

性犯罪の容疑者になったアタシ…@ ©著者:

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.