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1章:red
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後ろから晃に抱き締められた私の体は嬉しい気持ちとは裏腹に、その手を振りほどいてしまった。
貴方がホストなんかじゃなかったら…。
振りほどかれた貴方は少し寂しそうな顔で私を見つめていた。
ねぇ、それも演技なの?
もう、何を信じて何を疑えばいいのかわからない。
ただただ、涙が次から次へと溢r
「ダメ。こんなんじゃその辺の携帯小説と一緒だ。」
あたしはパソコン画面にうつる中途半端の文章を思いきって消した。
そのままパソコンの電源を落とし、シャワーを浴びるために浴室へ向かった。
鏡にうつるあたしの顔はクマができて血色もよくない。
昨夜は寝ないでパソコンの前で、ついさっき消した小説を書いていたのだ。
まぁ、その時間も無駄だったわけで。
あたしは、小説家になるのが夢だ。
小学校6年の時に初めて書いた小説が回りに評価されてから、ずっと小説家になりたいと思っていた。
高校を卒業し、田舎街から都会で独り暮らしをはじめた。
デビューも糞もなく、就職すら決まっていない私が都会へ来たのは、田舎より刺激があると思ったから。
単純にたくさん経験があれば知識が増える。
知識が増えれば小説のネタもできる。
不良ばかりいる下の下レベルの高校をでたようなあたしの考える事はこんなもん。
独り暮らしをはじめてから、何度か書いたものを出版社に持っていった。
決まって言われるのは「アイディアや題材は今風でいいけど、知識が浅はか、表現がヘタクソ、誰にでもかける内容。」
とにかく糞味噌に言われた。
何度も諦めようと思った。
だけど、どうしても諦められない。
馬鹿みたいだけど、小学校の時にみんなが私の小説を読んで感動してくれた事。
他のクラスの先生までもが誉めてくれた事。
目立たなかった私が初めて味わった快感が忘れられなかった。
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