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2章:出会い (1/6)

2章:出会い

ごちゃごちゃとした雑居ビルの中にその店はあった。何度か前を通ったことがあったのにそんな店があったなんて気がつかなかった。

本当に時給が五千円でるとは思っていない。キャバクラでもその半額以下の時給を提示された自分だ。

客観的にみて、自分の容姿は中の中と言ったところだろうか。矯正のし過ぎでスカスカな黒髪とやや低く広がった鼻翼は気に食わないが、 目元が涼しく、全体にどことなく艶めかしい感じの肉付きをしていた。

彼女はキャバクラのマネージャーの目利きを裏切り、大いにもてた。自分に自信のない醜男が「こいつならおれでもいけるんじゃないか」と考えられ、尚かつギリギリで人に見せられないこともない女。 それが真菜だった。


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蝙蝠のその後 ©著者:名雪しん

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