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24章:‥ 大切なもの ‥
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24章:‥ 大切なもの ‥
さっそく次の週から入院をする事になった。
特に何かする訳でもない。
一週間は検索だけ。
後は週に一度の注射だけ。
特に変わった事もなく、このまま半年間を過ごすだけだと思っていた。
1ヵ月後、無事退院をすませた私は、親の手前もあり実家で過ごした。
1ヶ月経っても私の体調の変化は見られず、私は大吾の待つマンションへ帰る事にした。
私『ただいまぁ…』
大吾『‥おう。』
私『ご飯は?どうしてた?』
本当は、聞かなくても、言わなくても分かっていた。
足の踏み場もない位に散らかった部屋に、キッチンには缶ビールの缶とカップラーメンを食べ散らかした後…。
洗濯物は洗面所に溜まりに貯まった状態…。
そしてベッドに敷いていた布団はベッドから外されテレビの前の床に敷きっぱなしになっていた。
ふぅ〜‥‥‥。
とにかく部屋を片付け洗濯物を済ませた。
そして、今までと変わらずに生活し始めた頃…。
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