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6章:喧嘩 (4/4)


ガッシャーン!!!


何が起こったのが一瞬わからなかった


私はグラスを投げつけられていた


私、何かした?
心の中で何度も何度も考えた
ううん…何もしてないよ?


連日の仕事、睡眠不足で
疲れが限界に達していた私…
冷静さを失っていた

怒りが込み上げてきて
何も言わず部屋を飛びだした

会計を済ませ
圭を無視して一人で駅に向かった

すぐに萌に電話をかけた
「私…もう無理…もう行かない…」

『何かあったの?』

「グラス投げつけられた…」

『はっ?いきなり!?何で?』

「知らないけど急にキレだした…」


そんな会話をし電話を切った


何で……
私が1番聞きたいよ…


少し気持ちを落ち着かせ電車に乗った




君は我が儘でキレやすかったね
感情を抑える事を知らなかったよね



「昨日はごめん」



その一言で
結局また圭に会いに私は店へ向かう



もう…何度、君のごめんを聞いただろう

嫌気がさしながらも
許してしまう自分に辛さを覚えた




君の笑顔みたさよりも…
君のご機嫌取りをしに
お店に行くようになっていたんだ



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背伸びをした私 ©著者:さな

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