５人で朝まで浴びるほど飲んだ。みんな酔っ払ってた。この時が１番楽しかったかもしれない。

《13:45》
真希子から電話が鳴った。
会いたいとの事だったが今日は断っておいた。なんせ飲んで帰ってから文にせがまれエッチしてあんまり寝てない。
そのうえ今日、明日は仕事が忙しかった。

《21:10》
仕事中に文から電話。今日の夜シローに会うとの事だった。
家の様子を確認してくるように釘を差しておく。

《0:30》
真希子に電話してみる。「も、もしもし…。
どうしたんですか？」

「どうもしないよ。
電話しちゃダメだった？」

「いえ嬉しいです。」

「何してたの？」

「さっきお風呂から出て寝ようかなと思ってました。」

「邪魔した？」

「いえ!?全然そんな事ないです。でも会いたくなっちゃう。」

「じゃあ邪魔ついでに表出て来てくんねえかな？」

「えっ!?どういう事です？」

「とりあえず窓開けてみな。」
杉山の家の２階路面側の左側の窓が開いて真希子がキョロキョロしてる。

「こっち下だよ。」