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39章:【テールランプ】 (1/2)

39章:【テールランプ】

俺は煙草を吸いながら今後の展開の事を考えていた。
1】真希子の話からすると真希子も娘達も杉山自体を嫌ってる訳ではないらしい。

2】真希子の父親の存在が大きいらしい。

3】真希子は杉山に対して情はあるらしい。

この3点を書いて真希子から見えないようにノリにメールした。


俺が煙草を2本吸い終わると真希子は車から出てきた。

「すみませんでした。」
波音に消えそうな声で言った。

「何が?」
出来るだけ優しく答える。

「愚痴を言った上に泣いてしまって…。」

「だから言ったろ。
愚痴りたきゃ愚痴りゃいいし、泣きたけりゃ泣けばいい。別に迷惑じゃないから。
おいで…。」
真希子を後ろからそっと抱き寄せる。


「えっ…!?」
と言って下を向く。俺の手に涙が落ちた

「我慢しないで泣きゃいいじゃん。
お前今泣かないでいつ泣くの。」
真希子は振り向き俺の胸に顔を埋め声をあげた。
抱き締め真希子が泣き止むのを待ってから車に戻る。
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THE PHANTOM OF THE OPERA ©著者:TOORU

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