煙草を吸いながら真希子の前の男との会話を思い返していた。








「あんたさ、奥さんにバレるのが怖いくせに何でズルズル関係続けてんの？そんなに杉山の事ムカついてたの？」

「確かに最初は杉山部長にムカついて近づいたんですけど…」

「ん!?けど…なんなの？」

「僕はあの女(真希子)から金で買われたんです。」

「はぁ？どういう事？」

「ここだけの話ですけどあの女は経験人数は少ないくせにSEX依存症みたいなんですよ。しかも、ああ見えてドＭです。特に生理前はヒドいもんです。」
なんだ俺の得意分野じゃねえか(笑)

「でもさ、あんた俺の言う通り金まで払って別れてもいいの？」

「勿論です。所詮は遊びですし家庭を壊す気はないです。
それに僕は女房の事愛してますから！」
散々遊んどいて愛してますとかよく真顔で言えるな。

「多分１ヶ月も放っとけばヤリたくてたまんないんじゃないですかね。」

「OKわかった。
最後にあんたに１つやってもらいたい事がある。」