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30章:【あとどれくらい】 (1/5)

30章:【あとどれくらい】

《18:35》
西武新宿駅前

「杉山さん。」
駅前に居たシローに声を掛ける。

「やあ、久しぶだね。」

心持ち痩せた気がする。

「じゃあ行きますか?」
俺と杉山はプリンスホテルに向かった。


部屋に着くと文の表情が強張った。

「絵里久しぶり。逢いたかったよ。」
文の表情に気付いてるくせによく言えるものだ。

「私は逢いたくなかった。」
まぁその通りだろう。

「まあまあ絵里落ち着いて座れって。
杉山さん飲み物どうしますか?」

「私はコーヒーをいや…オレンジジュースお願いする。」

「暁、コーヒーとオレンジジュース。お前と文の飲み物もルームサービスで頼んで。」

4人はルームサービスが来るまで無言だった。
部屋にテレビの音だけが響いてた。

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THE PHANTOM OF THE OPERA ©著者:TOORU

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