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27章: 【諭吉にしか見えない】 (1/5)

27章: 【諭吉にしか見えない】

テーブルを挟んで杉山の前に俺。俺の左隣に文。文の隣に暁が座った。
杉山は文の煎れた紅茶のカップを愛しそうに両手で持って「ありがとう絵里。」と言って一口飲んだ。

こういう振る舞いはストーカーを思い出させる。

「杉山さん、率直に聞きますけど何故絵里を困らせるんですか?」

「私は私なりの愛情を注いでるだけなのだが…
それがいけない事なのかね?
絵里には一回も迷惑などとは言われてないが?」

「絵里の下着を盗んだり、変な手紙や箱を送ったり、元カレに怪我させたりしてるじゃないですか?
下手したら絵里が怪我してたかもしれない、そういう事って迷惑って言わないですか?」

「手紙や箱は認めよう。
だが下着を盗んだり、怪我というのは私がやったという証拠はあるのかね?
それに…手紙や箱だって迷惑とは言われてないのだが?」
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THE PHANTOM OF THE OPERA ©著者:TOORU

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