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3章:【ジェミニーの高枝切り鋏】 (1/3)

3章:【ジェミニーの高枝切り鋏】

顔がよく確認出来ない。鳥目の俺が目を凝らして見る。
双眼鏡!?眼鏡だと思ったのは双眼鏡だった…
その双眼鏡がゆっくりと下にズレる。

なんだあの目!?「キモい…」思わず声が出て背中を冷たい物が伝う。ただでさえ湿気が多いのに纏わり付くような視線。しかも、憎悪を含んだ目で俺を見てる。
その時ピッと音がしてエアコンが動きだした。絵里も同じ事を感じていたようだ…

「トオルぅ。箱ぉ。」
(いつの間にか『くん』が無くなってるし…)絵里が沈黙を破った。

「あぁ。」といい箱を手に取り開けた…。

くっ臭ぇ…

何だこれ?

箱の中に花(しぼみかけてる)が敷かれ、赤い布が異臭を放っている…。花葬!?そんな言葉が頭をよぎる。箱のふたの裏には【3】と数字が書いてある。
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THE PHANTOM OF THE OPERA ©著者:TOORU

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