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2章:ドライブ
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次にハヤトと会ったのは3日後だった。
店ではなかった。
横浜ドライブ。
『中華食いに行こうぜ』
低い声で、ハヤトが電話の第一声で言った。
『え?今から?』
聞き返す私。
『腹へったから俺』
間髪入れず、ハヤトが言う。
『ふ〜ん…』
私は、薄い反応とは裏腹に心の中に嬉しさを閉じ込めた。
この満たされそうな心をまだ気付かれたくなかった。
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誰かの為に〜ハヤトと私〜 ©著者:rina
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