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1章:アフター (2/5)

ハヤトは言う。

『人生はゲームだ』と。




意味が解らなかった。


当時21歳だった私には、解らないどころか興味すらなかった。


生きる意味や大切さ、生まれてきたことへの感謝など、どこか遠くへ置き去りにして自分の欲求へと素直に、そして何不自由なく生活をしていたのだから。



ゲームには終わりがある。



だが、自らゲームを終わらせてはいけない。



立ち止まっても、休憩してもいい。



でも、自ら終わらせてはいけない、それは生きるルールなんだから。



ハヤトはそう続けた。




こんな説教染みた話を初めてのアフターで聞いていた。


in六本木のショットバー。



(あぁ、送り間違ったかな私…)

そんな事を思いながら、私は残りのウォッカを飲み干した。

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誰かの為に〜ハヤトと私〜 ©著者:rina

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