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6章:RAIN (22/22)

濡れたまま帰宅した私は一先ずシャワーを浴びた。

売女は体が資本。この身が商売道具。


だから私は体を綺麗に綺麗に泣きながら磨いたよ。

"こんなはずじゃなかった…"

なんて頭に浮かんだ瞬間、思い切り自分の頭にゲンコツを入れた。


そして"これで良い"と何度も何度も繰り返して自分に言い聞かせた。


この都会で生き延びるには今の私には、この仕事しかないんだから。


そう思いながら、唯一の食料のシーフードヌードルをすする。


ウマイよ…ウマイよ…


そして再び涙が溢れる。

私…弱いな…こんな事で泣いてられない…

強くならなきゃ…
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ホスト〜復讐〜 ©著者:東條ナナ

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