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7章:存在。 (11/12)

それから30分ぐらい普通に話した。

私「そうだ。これ・・・。」

ケント「ん?何?」

私「封筒。」

ケント「見れば分かる!」

ケントは中身を確認して私に返してきた。

私「私接客してないし。」

ケント「受け取れない。」


ケント「最近ユナと連絡取れなくて俺狂いそうだった。俺にとってユナは本当に大切な存在なんだよ。俺ねぇユナの為なら仕事辞めれるから!!俺の女になってよ。」

私「それが本気か営業か分からない。でも私はケントの気持ちに答える事出来ない。」

ケント「なんで?付き合う方向に考えてくれたんでしょ?」

私「考えてた結果なの。ケントとは仲良くしてたい。本当でも偽りでも恋人になった時点で私はケントを苦しめるし私も苦しむと思う。」

ケント「なんでだよ!!恋愛って楽しい事ばっかじゃないって俺も思うよ。でも苦しむ事でもないだろ?絶対大切にする。泣かせない。」

私「ケントならきっと大切にしてくれると思う。でも私はケントを大切にする事出来ない。例えケントと付き合っても私の心と頭の中には他の人がいる。」

ケント「好きな奴できた?」

私「出来たんじゃないよ・・・ケントと知り合うずっと前から好きだった人。」
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ただ楽しかった。〜〜 ©著者:yuna

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