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5章:未練 (1/5)

5章:未練

今日からケンジは慰安旅行で北海道。


なんか暇〜



ピーンポーン




夜9時頃いきなりインターホンがなった。

"はい"


"アンナ…
俺。
どうしても謝りたくて…
だから開けて"


マサトの声だった。


今さらあいつに用はない。


もちろんシカト。



ねつくインターホンがなる。


でも私は出ない。


私はオートロックのマンションに住んでいた。



ずっと無視を続けてたら次は玄関のドアを叩く音がした。


"アンナ!
頼むから開けてくれっ"
泣きながら叫ぶ声。



元カレとはいえ怖くなった。
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愛をくれたホスト ©著者:リリ

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