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17章:【ピンチ】 (1/34)

17章:【ピンチ】

あれから広田とは仲良しになった櫂。

時間があると広田といる事が多くなった。

順調に3ヶ月が経過、あと半分だと自分達に言い聞かせた。

4ヶ月目に入ってすぐ、警察の取り締まりが強化された。

オレオレ詐欺はお年寄りや弱い女性を狙う、最低な行為。

警察もやられっぱなしでは面子が保てず、とうとう警視庁が対策本部を設置。

銀行などの金融機関との連携強化、法の改正、詐欺認知の普及に取り組んだ。

ここから売り上げがガクッと下がる。

多い時で15本の入金があったのに、現在では4、5本。

広田のグループの中では1日0本って日も多々あり、ただリスクだけを背負う意味がない詐欺師。

それでも兄貴から、執拗に売り上げ上げろと強く言われた。

そして櫂の助言から全国のタウンページを集めた。

田舎に認知されるのは時間がかかると思ったからだ。

するとその考えは大当たり。

また同じ売り上げに戻しつつあった。
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アンダーグラウンド ©著者:シャンクス

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