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2章:あたしがお姉ちゃん (3/4)

「はい。わかりました!」

父親は急いで病院へ向かった。


あたしは、その頃何が起きてるかわからず寝ていた。

朝、目覚めた時にあたしは神さまからの御告げかのようにいきなり「妹が産まれたよ!!」と言われた。

いつも母親がちゃんと編んでくれてた髪もバサバサのままで、「妹に会いに行こっか!」と興奮した父親に引っ張られ病院に行った。


妹?赤ちゃん?


見たことないものに緊張して来た反面、久しぶりに大好きな母親に会えると思うと嬉しくてたまらなかった。



「ママぁー!!」

「彩、いい子にしてた??ママいなくて大丈夫だった?」

「うん!でも、ママに会いたかったよ!早く帰って来てね!一緒に寝ようね!ご飯作ってね!」

「うん。そうね。彩、しばらく、妹ちゃんのおっぱいやねんねが大変だから協力してね。」


遠回しにフラれた気分だった。


子供ながら、あたしは「どうしてお姉ちゃんになってしまったんだろう」と姉という存在を恨んだ。

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一緒にいて ©著者:佐伯凛子

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