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2章:その“て”で… (10/10)

その日の夜は、ママと一緒に寝た。

僕は嬉しくて嬉しくてソワソワして、なかなか眠れなかった。

ママは、いい匂い。

僕はママの胸に、顔をくっつけて眠った。


その日、夢を見たんだ。

ママと一緒に、おでかけしてる夢!


―次の日、ママと本当におでかけだった。
僕は、ママの後を歩いた。
やっと着いたみたい。

ママは泣いていた。
最近いつも泣いている。

ママが僕を抱きしめて泣いた。


僕は悪い子だから、いなくなったほうがいいんだ。

ママは僕が嫌いなのかな。
僕は…。
僕は…。


「ママだいすきだよぉ」

ママ…聞こえたかな…。
僕は橋の上のママを見た。


「…僕は…ママが…大好き…だ…よ…」
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抱きしめて ©著者:あおい美咲

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