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5章:真実まじ真実 (5/5)

「パ、パパ、パ、パ、パ、パパってのは、お父さんってことで、または親父とも呼び、ダディだったりおとんだったりもする、あの、その、つまり…」

▼ アラシ は 混乱 している !

うん。
パパ。
聞こえた。
パパ。
確かに聞こえた。
ミナミの口から聞こえた。
パパ。
うん。

俺は壊れたオモチャのようにコクコクと一人頷く。

パパ。
俺が、パパ。

つまり。

「ミーたん、赤ちゃんいるの…?」

そっと、ミナミを後ろから抱きすくめた。
恐る恐るミナミのお腹を撫でた。

「うん。今、二ヶ月だって」

腹を撫でる俺の手に自分の手を添えながら、ミナミは優しく微笑み、答えた。

愛するミナミのお腹に、俺の子供が、赤ちゃんが、います。



俺、パパになります。
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アラシの小咄 ©著者:柚木

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