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2章:いきなりラスボス (9/9)

ピー ピー

炊飯器が、ご飯が炊き上がったことを知らせて鳴いている。

「あ、私が盛るね」

盛り付けを買って出てくれたミナミが、皿を持って炊飯器のところへ。
やっぱり優しいなぁ、えへへ。

「…ッ」

炊飯器の蓋が開いた瞬間、何故か急に様子のおかしくなったミナミ。
バタバタと洗面所へ駆けて行った。

…??

「どしたー?」

戻ってきたミナミに、俺が白飯にパウチからカレーを流し出しながら尋ねると、彼女は青白い顔で。

「う、うん」

と、曖昧な返事をするだけだった。
…どうしたんだろう?

しかし腹が減った←

「とりあえず食べよー?」

「うん」

2人並んで食卓につく。

なぁんか…こーゆー何気ない時間が幸せだよね。
最近、ちょっと殺伐としてたから。

スロットやめれば、ケンカもなくなんのかなー?
でも俺、他に趣味とかないしなぁ。

カレー食べてる彼女を眺めながら、もんもんと考え事をしていた。
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アラシの小咄 ©著者:柚木

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