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8章:快楽の代償 (1/12)

8章:快楽の代償


あたしは
人の手で
作られた
愚かしい幸せを
感じていた。


体中に幸せが
血液と共に
かけ巡った。


それはかつて
経験した事が
ない程の
幸福感だった。



その愚かしい幸福感を
感じる為の代償は
人間でいる事を
諦める事だった。




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不幸の烙印 ©著者:ゆう

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