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3章:ただひたすらに (3/10)


頭の中を
答えの無い
感情が巡った。


大人になった時に


父の承諾がいらずに
会えるかもしれない


そんな期待が
あったのかもしれない。


母の手料理すら
覚えていないのに
泣いてる意味も
わからなかった。


母に会ったら
あれがしたい
これがしたい。


そんな考えは無かった。

ただ、
会える可能性が
永久に断たれた事が
やるせなかった。




知識も浅はかで
情報にも疎い
13歳の
あたしは
この時
自分は世界一
不幸だと
思った。


殻に
閉じこもり
自分の感情のみで動き
視野を広く
持たなかった
典型的な子供だ。


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不幸の烙印 ©著者:ゆう

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