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46章: 【Sandcastles】 (1/3)

46章: 【Sandcastles】

<AM4:15>

「…ただいま。ごめんなさい。」
梓が仕事から帰ってきて玄関に土下座している。

「何が?」
梓の方をチラッと見て吐き捨てる様に言った。

六本木ヒルズに行った2日後の出来事だ。

「遅くなって…」
声が震えている、怒られると思っているのだろう。

「何でこんな遅いの?」

「店の子に相談に乗ってって言われて…」

「ふーん。
んで、さっきからブーブー鳴ってる携帯は?
出れば?」
静かな部屋に梓の携帯のバイブ音が響く。

「えっ!?大丈夫、出なくても大丈夫だから…」
慌ててる。

「出れば?」
少し冷たく言う。

梓は俯いて「はい。」と言って電話を取った。
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