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45章: 【時の描片 〜トキノカケラ〜】 (1/3)

45章: 【時の描片 〜トキノカケラ〜】

<PM6:40>

俺が仕事をしているとメールの着信音が鳴った。
梓の母親からだった。
「今、お電話で話せますか?」
そのメールが別れのカウントダウンの始まりだった。
何も知らなかった俺は梓の母親に電話をかけた。


<AM0:15>
「おかえりー」
家に帰ると何も知らない梓がいつものように出迎えた。
そういつものように…

「何ボーとしてんの?」
メシを食ってる時に梓に問いかけられ我に返った。

「別に…」

「あっ!今、嘘ついた…。
前にも言ったけどトオルが「別に…」って言うときは嘘ついてる時か誤魔化してる時、もしくは何か悩んでる時だもんねー。」
確かに悩み事はあるけど梓には言えない。

「別に…。何もねーよ。」

「ほら…。いいですよーだ、ミーちゃんアズはまだトオルに信用されてないみたいだから今日は2人で寝ようね。」
そう言ってアリスを抱きかかえふてくされてしまった。
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