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38章: 【TAKE BACK】
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38章: 【TAKE BACK】
梓は居酒屋やショップなど面接をして回っていたが、11月に入り結局池袋のキャバで働く事に落ち着いた。
俺は複雑な気持ちのまま日常を過ごしていた。
やはり好きな女が仕事とはいえ色恋するのは精神衛生上よろしくない…
それを梓も察していたのかときどきこんなやりとりがあった。
「もしもし、今日お店休んでいい?
トオルのそばに居たいよぉ。」
俺の仕事中に1週間に2回はそんな電話がかかってきた。
「ダーメ、自分でちゃんと働くって決めたんだから頑張ってきな。」
「でも…
他の男の前でヘラヘラしてんの嫌だよ。」
「俺だって本当は行かせたくないよ。
俺も我慢してんだから梓も我慢して行ってきな。
たったの5時間だろ?」
「帰ってきたら抱っこしてくれる?」
「はいはい。当前でしょ。」
「わかった…
じゃあ行ってきます…」
それでも3回のうち1回は休んでいいと言っていた。
梓はキャバで働くときにした『アフター』をしない(同伴はOK)という約束と俺の前では営業電話はしないという約束を忠実に守っていた。
キャバで働きだして2人で居るときの梓は今まで以上に甘ったれになった。
今にして思えば、あれは梓の俺に対する精一杯の気遣いだったのではないだろうか…
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