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37章: 【Sign】 (1/2)

37章: 【Sign】

「トオル誕生日おめでとー♪
はい、これプレゼント。」

「どしたのこれ?」

「どしたのってプレゼントだよ…ダメ?
だってCROSS好きでしょ。」
テーブルの上にクロムハーツの包みとエルメスの紙袋が置いてある。
梓はキッチンで料理の仕上げをしてる。

「梓ちょっとおいで。」

梓が俺の前に座る。

「せっかくプレゼントもらってこんなこと言うのもどうかと思うけど…」

「なんか気にいらなかった?」
不安そうに聞く。

「うん…
あのさ梓は東京に何しに来たんだっけ?」

「えっ…うんと、働きにっていうかお金を稼ぎに。」

「うん、実家にお金を送る為だよね。」

「最近は出来てないけど…
トオルの言いたい事はわかったけど一年に一回の事なんだしアズが出来る事ってないから…」

「何言ってんの?
いっぱいしてるだろ。そばに居て一緒に笑って、寝て、食って生活してるだろ。
お前が居ればいんだよ。」

「わかった…
明日返してくる…」

「うん、じゃあ飯食おう。」

「はい…」
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We Will ©著者:TOORU

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