ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

31章:【ORANGE】 (1/3)

31章:【ORANGE】

俺達はランチの為に家を出た。
「つーか、何食うの?」

「エッ?!トオル考えてなかったの???」

「ああ、何でもいいよ。」

「アズも何でもいんだけど…。
でも何でもいいとか言うと、とんでもない物になりそうだし…。
うーんとオムライスが食べたい(*^_^*)」
最近俺の事わかってきやがったな。

「オムライス…ね。コジャレたのと普通のどっち?」

「普通のがいい。」

「オッケー。」
俺は手を握って新宿3丁目に向かって歩いた。


暫く歩くと両手で強く握り締めてきた。

「どうした?疲れた?
そういや昨日のシャブ大丈夫か?」

「違うよ。疲れてないし、薬も大丈夫。
ただ…
馬鹿にするから言わない!」
悪戯っぽく笑って手を離しじゃれついてきた。

「お前はチビ猫かよ…
んだよ。言ってみ!」

「だって昼だよ!?
昼にトオルと外で食事なんて嬉しいじゃん♪」

「なぁんだ、んな事か。」

「アズには重大な出来事なの!!
トオルと昼間に一緒の時間を過ごすって事が!!」

「人を吸血鬼みたいに言うなよ。昼だって一緒にいんじゃん。」

「ブー!束縛鬼です♪」上手い事言うな。

「へー。そんな鬼と一緒に昼間デートしてて楽しいんですか?!」

「また、こうして一緒に居れる事がスッゴい嬉しいし楽しい!
ねえプリクラ撮ろうよ!」
と言ってゲーセンに飛び込んで行った。

「人の話聞いて…。」
まぁいいか、はしゃいでる梓を見て一安心した。『また、こうして…』か、昨夜の事を言ってるのだろう…
82 /182

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

We Will ©著者:TOORU

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.