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17章: 【飛び方を忘れた小さな鳥】 (1/2)

17章: 【飛び方を忘れた小さな鳥】

俺が逝った後に処理を済ませると、梓は俺の胸に顔をうずめて小さく震えてた。

「泣いてんの?」

「………」

「さっきも泣いてたけどどうしたの?」

「嬉しくて…」
顔を上げ涙を手で拭いながら答える。

「何が?」

「アズね、生理不順でそれが田中にあんな事されるようになってから凄くひどくなったの。
今日っていうか今来た生理が…」
指折り数えてる。

「…5ヶ月ぶりかな。」

「生理が来てそんな嬉しいんだ。
男からしたら面倒くさいだけなんだけどなぁ。」

「それはトオルが男だからだよ。
それにトオルがアズを生理にしてくれたのかもしれないし…」

「どういう事?」

「お説教は後で聞くから言わせてね(^_-)
アズは今、毎日いっぱいいっぱいトオルに愛されてるって感じるんだ。
お世話ばっかりかけてこんな面倒くさい女アズだったらお断りだよ(笑)
でもトオルは毎日優しく心も体も抱きしめてくれる。」
口を出したいのを我慢して俺は言われた通りに黙って聞いていた。
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